私がルチルです

gem2

2015年12月27日 18:20



一般に知られるルチルは
ダイヤの模造石だったり
水晶の内におじゃましたり
ルビーの内に入ってスターを演出したり
ほとんど脇役です
写真のルチルは脇役ではありません
一人前の役者です
役者ですがスターではなくキャッツです
その名もルチル・キャッツアイ
スリランカでスカウトされました

「キャッツアイ」というのは宝石の
特殊効果の一つで猫の目のように
ペンライトを動かすと目が
変化することからそのように呼ばれています
たんにキャッツアイと言う呼び名だけで
意味する宝石は「キャッツアイ」の
代名詞クリソベリルだけです

しかし 一本の光の帯が現れるこの現象は
クリソベリルだけではありません
多くのの宝石が「キャッツアイ」
の特技を持っています
ですからクリソベリル以外の宝石は
宝石名の後に「キャッツアイ」を付けます



水晶の中にルチル・インクルージョン
が存在すればルチレーテッド・クォーツ
ルチル・インクルージョンが平行に存在し
光を当てるとキャッツアイが現れたなら
ルチレーテッド・クォーツ・キャッツアイ
という名称になります

ところがキャッツアイの名称がひとり歩きをして
ルチレーテッド・クォーツ・キャッツアイではなく
キャッツアイ・ルチルをいう名称で呼ばれています
少しおかしなニックネームですね

ルチルはあくまでもクォーツの内にあります
ルチルが主役ではありません
この場面ではあくまでもルチルは脇役です
本来はルチル・キャッツアイ
ルチルは主役ですからそこにはクォーツはいません



普段は金属光沢のヘマタイト見たいですが
ひとたび、スポットライトをあびると目が輝きます
わたしは脇役も主役もこなせるルチルです
と叫んでいるようです

スパーサブのルチルは自分でも輝きますが
そばに寄り添って他の人を輝かすこともできます






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