2013年04月16日
ダイアモンドレポートの数字の意味
ダイアモンド・グレーディングレポートには
ダイアモンドの4C
(カラット、カラー、クラリティー、カット)
の他にも言葉であるとか
数字などが記載されています
ダイアモンドのグレードさえ
確認すれば以外にも
気にもとめない項目です
ではダイアモンド・グレーディングレポートに
記載されている言葉と数字にスポットを当て
その言葉と見方を説明しながら
お話を進めたいと思います
もしレポートをお持ちでしたら是非
見て頂けたらと思います
そこには次のような項目がありませんか
(1)寸法
(2)深さ
(3)テーブル直径
(4)パビリオン深さ
(5)ガードル厚さ
レポートは鑑定機関により
多少レイアウトは異なりますが
いま述べた(1)~(5)の
内容は必ず記載されています
次にこれらの項目を順に説明します
(1)寸法
小数点第2位まで記載された
数字が3つ並んでいるのが
寸法明記した項目です
例えば「6.48×6.50×3.90」
とあれば最初の2つの数字
ここでは「6.48」と「6.50」です
この数字はダイアモンドの
直径のサイズを「ミリ」で表しています
ラウンド・ブリリアント・カットの
シェイプ(輪郭)はラウンドで
どの方向から測定しても
同じだと思いがちですが
実際には多少の大小はあります
ただ大事なのは肉眼で見て
ラウンドかオフラウンドかと
いう事がポイントで
オフラウンドであれば
カットが悪いという事で
価格的にはあまり
高い評価はなされません
ダイアモンドの直径を計るのには
ノギス又はレバリッジゲージを用い
8方向測定しその最大値と
最小値を記載しています
この最大値と最小値の平均が
このダイアモンドの直径の平均となります
最後に書かれた数字は
ダイアモンド深さを「ミリ」表示したものです
すなわち「寸法」の項目は
検査するダイアモンドの
実寸を「最小直径・最大直径・深さ」に順で
「ミリ」表示で記載しています
単にそれだけの事かと
思ってしまえばそれまでですが
ここで見抜けないと
いけないポイントが隠されています
ここがポイント
1つめは前にも述べましたが
最大直径と最小直径の
差があまりない方がいいです
2つ目はCt(カラット)に
よりそれぞれ理想的な直径がある事です
例えば1Ctのダイアモンドであれば
平均直径は6.5mm前後が理想です
もし 1Ctで直径が6.0mm以下だと
見た目が小さく輝き方も望ましい
とは言えないと思います
この様なダイアモンドは価格的には
やはり低くされがちです
深さの「ミリ数」は直径の
約60%が理想だとされています
1Ctダイアモンドを例にとってみますと
6.5×0.6が理想的な深さで
約3.9mmという数字になります
ここで少し実技編に入ってみます
お手持ちのダイアモンド・グレーディングレポート
にはどの様な数字(寸法)が記載されていますか
確認できましたら次の式にはめてみて下さい
(平均直径の2乗)×深さ×0.0061
どうですか
電卓でうまくはじきだせましたか
出た答えはそのダイアモンドの理想的な重量です
レポートに記載されている重量の
+-5%までなら問題はないと思います
もし大きくずれていたらカットの評価を
重視せず重量を重視したカットであるといえます
ダイアモンドのカット評価
カット評価は5段階でエクセレントベリーグッド
グッド フェアー プアー、となっています
問題なのはグッドのランクです
というのも非常にグッドの範囲が広いからです
ベリーグッドに近いグッドも
あればフェアーに近いグッドもあります
ダイアモンドを見ないでレポートの
4Cに頼っている業者は
どちらのグッドか評価できないのが実情です
同じ価格なら私はベリーグッドに
近いグッドのダイアモンドを手に入れます
先ほど述べた公式はその一つの
目安となりますので是非覚えてください
又 ダイアモンドの重量はルース(裸石)の
状態でしか測定できませんが枠に
セットされたダイアモンドでもサイズを
測定する事が可能であれば
先程の式を用いて推定重量を求める事ができます
どんな時に必要
枠に刻印された重量が正しいか
どうかの判断すなわち
ダイアモンドを入れ替えていないか
もしくは故意に重量を変えて刻印していないか
などという時に確認するのに非常に便利です
質屋さんは特にこの様な事に注意を払っています
すべてのものにいえる事かもしれませんが
書かれたもの言われた事を単に鵜呑みにはせず
そのことを参考程度におさめ
最後は自分でそのもの自体を
確認するという事が大切なのです
単に「寸法」という項目ですが
その一行が物語っているものは
ただダイアモンドの測定しか
書かれていないと思うのではなく
又はその記載された数字をふまえて
どう理解するかというお話です
たった3つの数字と言ってしまえば
それまでですがそんな単純な数字から
分かる事は数多くあります
単純な何気ない仕草
言葉から相手の考え
気持ちを知ってしまうように・・・
ダイアモンドの4C
(カラット、カラー、クラリティー、カット)
の他にも言葉であるとか
数字などが記載されています
ダイアモンドのグレードさえ
確認すれば以外にも
気にもとめない項目です
ではダイアモンド・グレーディングレポートに
記載されている言葉と数字にスポットを当て
その言葉と見方を説明しながら
お話を進めたいと思います
もしレポートをお持ちでしたら是非
見て頂けたらと思います
そこには次のような項目がありませんか
(1)寸法
(2)深さ
(3)テーブル直径
(4)パビリオン深さ
(5)ガードル厚さ
レポートは鑑定機関により
多少レイアウトは異なりますが
いま述べた(1)~(5)の
内容は必ず記載されています
次にこれらの項目を順に説明します
(1)寸法
小数点第2位まで記載された
数字が3つ並んでいるのが
寸法明記した項目です
例えば「6.48×6.50×3.90」
とあれば最初の2つの数字
ここでは「6.48」と「6.50」です
この数字はダイアモンドの
直径のサイズを「ミリ」で表しています
ラウンド・ブリリアント・カットの
シェイプ(輪郭)はラウンドで
どの方向から測定しても
同じだと思いがちですが
実際には多少の大小はあります
ただ大事なのは肉眼で見て
ラウンドかオフラウンドかと
いう事がポイントで
オフラウンドであれば
カットが悪いという事で
価格的にはあまり
高い評価はなされません
ダイアモンドの直径を計るのには
ノギス又はレバリッジゲージを用い
8方向測定しその最大値と
最小値を記載しています
この最大値と最小値の平均が
このダイアモンドの直径の平均となります
最後に書かれた数字は
ダイアモンド深さを「ミリ」表示したものです
すなわち「寸法」の項目は
検査するダイアモンドの
実寸を「最小直径・最大直径・深さ」に順で
「ミリ」表示で記載しています
単にそれだけの事かと
思ってしまえばそれまでですが
ここで見抜けないと
いけないポイントが隠されています
ここがポイント
1つめは前にも述べましたが
最大直径と最小直径の
差があまりない方がいいです
2つ目はCt(カラット)に
よりそれぞれ理想的な直径がある事です
例えば1Ctのダイアモンドであれば
平均直径は6.5mm前後が理想です
もし 1Ctで直径が6.0mm以下だと
見た目が小さく輝き方も望ましい
とは言えないと思います
この様なダイアモンドは価格的には
やはり低くされがちです
深さの「ミリ数」は直径の
約60%が理想だとされています
1Ctダイアモンドを例にとってみますと
6.5×0.6が理想的な深さで
約3.9mmという数字になります
ここで少し実技編に入ってみます
お手持ちのダイアモンド・グレーディングレポート
にはどの様な数字(寸法)が記載されていますか
確認できましたら次の式にはめてみて下さい
(平均直径の2乗)×深さ×0.0061
どうですか
電卓でうまくはじきだせましたか
出た答えはそのダイアモンドの理想的な重量です
レポートに記載されている重量の
+-5%までなら問題はないと思います
もし大きくずれていたらカットの評価を
重視せず重量を重視したカットであるといえます
ダイアモンドのカット評価
カット評価は5段階でエクセレントベリーグッド
グッド フェアー プアー、となっています
問題なのはグッドのランクです
というのも非常にグッドの範囲が広いからです
ベリーグッドに近いグッドも
あればフェアーに近いグッドもあります
ダイアモンドを見ないでレポートの
4Cに頼っている業者は
どちらのグッドか評価できないのが実情です
同じ価格なら私はベリーグッドに
近いグッドのダイアモンドを手に入れます
先ほど述べた公式はその一つの
目安となりますので是非覚えてください
又 ダイアモンドの重量はルース(裸石)の
状態でしか測定できませんが枠に
セットされたダイアモンドでもサイズを
測定する事が可能であれば
先程の式を用いて推定重量を求める事ができます
どんな時に必要
枠に刻印された重量が正しいか
どうかの判断すなわち
ダイアモンドを入れ替えていないか
もしくは故意に重量を変えて刻印していないか
などという時に確認するのに非常に便利です
質屋さんは特にこの様な事に注意を払っています
すべてのものにいえる事かもしれませんが
書かれたもの言われた事を単に鵜呑みにはせず
そのことを参考程度におさめ
最後は自分でそのもの自体を
確認するという事が大切なのです
単に「寸法」という項目ですが
その一行が物語っているものは
ただダイアモンドの測定しか
書かれていないと思うのではなく
又はその記載された数字をふまえて
どう理解するかというお話です
たった3つの数字と言ってしまえば
それまでですがそんな単純な数字から
分かる事は数多くあります
単純な何気ない仕草
言葉から相手の考え
気持ちを知ってしまうように・・・
Posted by gem2 at 18:55│Comments(0)
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