2013年09月23日
ガーネットの威(衣)を借りる緑泥石
この石は12面あります
鉱物の結晶はある決まった
分類方法により六つにわけられます
そのなかでこの12面体は
等軸晶系という
結晶系の代表の一つです
この石はガーネットの
結晶だったのですが
その外観を残して
まったくこの結晶とは
関係のない
緑泥石(クローライト)が
のっとってしまいました
つまり中身が入れ替わっています
このことを『仮晶』といいます
むかし
見た映画「転校生」みたいな
「わたしであってわたしでない」
鉱物の世界では
色 硬さ 形などから分類しますが
この場合
形から石を判断すると
間違ってしまいます
見た目は大事だけど
それだけで
判断してはダメです
なにごとも
Posted by gem2 at 16:40│Comments(1)
│ちょっと宝石学校
この記事へのコメント
初めまして。
ホームページでのさまざまな石の知識をいつも参考に楽しく見させております。
ところで宝石教室の翡翠(ジェダイト)の内容について、細かなことなのですが疑問があったので質問させていただきます。
私は石のことは全然詳しくないのでそういう石の専門的なものではないのですが、『実は『翡』は赤、『翠』は緑を意味するように』のところがやや気になりました。
翠という字が緑を表すのはわかるのですが、翡はカワセミの雄のことを表す字で特に赤という色の意味はなかった気がしたんです。
旺文社漢和辞典でもそのような書き方ですし、
学研漢字源では『はっとするほど鮮やかな色の羽』という意があるようですが赤という色では書かれていません。
グーグルの中日辞典でも①翡翠、エメラルド②カワセミという意味らしく、赤という記述はありませんでした。
学研漢字源の『はっとするほど鮮やかな色の羽』の部分の『鮮』という字が赤という意につながるのでしょうか。あれは新しい生肉という意味があるので。
もしくは『緋』という同音の字が学研漢字源にて『単語家族 翡(目のさめるような色の羽)と同系』と記述されているから、関連があるということで赤という意味になるのでしょうか?
よろしければ出典を教えていただきたく存じます。
長文、駄文失礼いたしました。
ホームページでのさまざまな石の知識をいつも参考に楽しく見させております。
ところで宝石教室の翡翠(ジェダイト)の内容について、細かなことなのですが疑問があったので質問させていただきます。
私は石のことは全然詳しくないのでそういう石の専門的なものではないのですが、『実は『翡』は赤、『翠』は緑を意味するように』のところがやや気になりました。
翠という字が緑を表すのはわかるのですが、翡はカワセミの雄のことを表す字で特に赤という色の意味はなかった気がしたんです。
旺文社漢和辞典でもそのような書き方ですし、
学研漢字源では『はっとするほど鮮やかな色の羽』という意があるようですが赤という色では書かれていません。
グーグルの中日辞典でも①翡翠、エメラルド②カワセミという意味らしく、赤という記述はありませんでした。
学研漢字源の『はっとするほど鮮やかな色の羽』の部分の『鮮』という字が赤という意につながるのでしょうか。あれは新しい生肉という意味があるので。
もしくは『緋』という同音の字が学研漢字源にて『単語家族 翡(目のさめるような色の羽)と同系』と記述されているから、関連があるということで赤という意味になるのでしょうか?
よろしければ出典を教えていただきたく存じます。
長文、駄文失礼いたしました。
Posted by kei at 2013年10月09日 10:17