2010年01月01日
『表スター&裏スター』
あけましておめでとうございます
2010年の綺麗な初日の出の写真でしょう
といいたいのですが
この写真は残念ながらこの太陽のような光は
初日の出の写真ではなくスター宝石の輝きです
それにしても少し違和感のあるスター宝石の写真ですよね
ではその正体をご説明しましょう
スター宝石の写真を撮るときは光源(ライト)を使用します
そのとき必ず宝石の表面にライトが写りこんでしまうのが普通です
でもこの写真にはその様なライトの写りこみはありません
それはこのスター宝石がライトの反射による『表のスター』ではなく
『裏のスター』だからライトの写りこみがないのです
ライトを当てて反射により現れるスターをエピアステリズムと言い
ライトを透過させて現れるスターをダイアステルズムといいます
写真のスターは後者のダイアステリズムです
それにしてもスターの数が半端ではないぐらいに輝いています
光が当たっているときに輝くのはもちろんですが
いつまでも自分に光が当たっているとは限りません
前からの光が差し込まなくなり
その後その光が後ろにまわったときにスターが現れるダイアステリズム
光がなかなか当たらない今だからこそ
ダイアステリズムな宝石(人材)が必要とされているときかも知れませんね
。。。。。。。。。。本当の初日の出。。。。。。。。。。
2010年の初日の出は雲に覆われて
少し残念でしたけれど
強くて綺麗な光が差し込んでいました
2010年もみなさんにとってよい年でありましように
本年もよろしくお願いします
あかざわひろし
Posted by gem2 at 20:27│Comments(0)
│ちょっと宝石学校
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